研究者向けのサポート
1.アカデミックアシスタント制度
アカデミックアシスタント制度とは、家族に未就学児や介護が必要な者がいる場合など、勤務時間上の制限が大きい職員について研究支援員の雇用により支援を行う制度です。毎年秋に、職員係から全台メールにて通知を行い、翌年4月からの利用希望者を募集しています(募集は年1回です)。2018年度募集分からは、複数年(2年または3年)の申請も受け付けています。
応募資格があるのは三鷹キャンパスまたは国内ブランチに勤務する研究教育職員(教授、准教授、講師、助教に限定)および年俸制職員(特任教員および特任研究員に限定)です。子の出生前であっても応募可能です。
研究支援員の雇用を通じ、下記のような支援を提供することを想定しています。
- データ解析など研究上の補助
- 研究発表資料の整理、文献検索の補助
- 研究者が分担して行っている観測当番や、計算機維持などの業務
- 研究費の応募書類、研究報告書などの作成補助、など。
応募に対しては男女共同参画推進委員会にて選考を行い、希望者多数の場合は複数名に1名のアカデミックアシスタントを配属することもあります。
2.子連れワーキングスペース
小学6年生までの子を養育する者が子どもの面倒を見なければならないが一方で仕事を休めない事情がある場合に、一時的に天文台に子どもを連れてくるためのスペースです。三鷹キャンパス内に設置しています。2019年7月より試行を開始しました。
天文台および自然科学研究機構職員のうち専門業務型裁量労働制適用者、総研大天文科学専攻正規生、 協定に基づき受け入れている院生、特別共同利用研究員(院生)、学振特別研究員、東アジア中核天文台連合フェロー、RCUHを利用対象とし、当面の間は平日8時30分から17時15分を開室時間としています。
利用希望者はあらかじめ職員係にて必要事項登録のうえ、利用希望日時等の必要事項を、職員係カウンターに設置する「子連れワーキングスペース利用申込書」に記載していただくことになります。
利用時には総務課職員係で部屋の鍵を受け取ってください。
利用後は必要に応じ室内を清掃のうえ、総務課職員係に部屋の鍵を返却してください。また、所定の報告書を提出いただくこととなります。
3.その他(日本学術振興会)
出産や育児による中断から研究現場への復帰を目指す方を支える制度があります。特別研究員制度のトップページからリンクがありますので、ご覧ください。