男女共同参画推進委員会とは
1.委員長メッセージ
男女共同参画WEBページへようこそ。国立天文台は、天文学の最先端研究所として、男女共同参画社会の実現をめざしております。本WEBページは、国立天文台・男女共同参画推進委員会の活動や、国立天文台および自然科学研究機構での各種制度や取り組みを紹介しております。皆様のご参考となれば幸いです。
(吉田 道利 副台長)
2.国立天文台男女共同参画の指針
国立天文台は、日本の天文学の中枢を担う研究機関です。我々の最大のミッションは最先端の天文学研究を推進することであり、そのためには優秀な若手研究者、女性研究者の活躍が必要不可欠であると考えています。また、高齢化が進む日本の社会の中で、仕事と介護の両立の課題は国立天文台も例外ではありません。我々は、すべての世代の多様なバックグラウンドを持つ研究者が、その能力を最大限に生かせるよう、男女共同参画を進めています。
●人事選考に関わる取り組み
人事公募の際、産前産後休暇、育児休業および介護休業を取得した期間が応募書類に書かれていれば、選考の過程でそれを考慮します。例えば、年平均の論文出版数を見る時、その分母には休暇・休業期間は含めずに計算します。
●雇用に関わる取り組み
すべての常勤研究者※
雇用期間内であればいつでも、産前産後休暇、育児休業、介護休業を取得することができます。
※ 常勤とは、自然科学研究機構職員就業規則、年俸制職員就業規則、URA職員就業規則が適用される職員を指します。
国立天文台フェローまたはプロジェクト研究員
雇用期間内に産前産後休暇、育児休業および介護休業を取得した場合、原則として当該休業等の期間に相当する雇用期間を延長又は更新する制度があります。
●就労に関わる取り組み
アカデミックアシスタントの配置や天文台内の保育ルームの利用、出張に伴う支援など、様々な支援制度を利用できます。
国立天文台男女共同参画推進委員会においては、男女共同参画の推進に係る基本理念に関すること、男女共同参画の推進方法の企画立案及びその実施に関すること、現状分析、評価及びそれらの公表に関すること、男女共同参画の推進のために必要な啓発活動に関すること等を審議し、台内における男女共同参画の推進に努めています。
3.組織・体制
●委員名簿
委員長
副台長(総務担当)※役職指定
副委員長
台長が指名した者
委員
- 技術主幹 ※役職指定
- 大学院教育室長 ※役職指定
- ハワイ観測所長 ※役職指定
- チリ観測所長 ※役職指定
- 科学研究部長 ※役職指定
- 人事企画室長 ※役職指定
- 事務部長 ※役職指定
- 台長が指名した者
●自然科学研究機構の男女共同参画
国立天文台は、大学共同利用機関法人自然科学研究機構を構成する研究機関の1つであり、自然科学研究機構の男女共同参画推進委員会が策定したアクションプランに沿って活動を行なっています。自然科学研究機構の男女共同参画推進委員は、国立天文台の男女共同参画推進委員2名が兼任しており、アクションプランをはじめとする機構レベルでの制度の検討、相互の情報共有、などを行なっています。 自然科学研究機構における男女共同参画への取り組みに関しては、下記リンク先をご覧下さい。
4.各種制度概要
国立天文台または自然科学研究機構で整備している各種制度は、下記の通りそれぞれ対象者が異なります。詳細な利用要件等については各項目をご参照ください。
天文台構成員 | 学振特別研究員、EACOAフェロー、外部からの来訪者※2 | |
---|---|---|
特別休暇 | 〇 | × |
時間外勤務の制限 | 〇 | × |
職務専念義務免除 | 〇 | × |
育児休業 | 〇(取得制限あり) | × |
育児部分休業 | 〇 | × |
休憩時間の短縮 | 〇 | × |
勤務時間割り振り | 〇(常勤職員) | × |
天文台 託児支援制度 | 〇 | 〇 |
機構 育児支援・出張帯同支援制度 | 〇 | 〇 |
国立天文台保育ルーム「星の子」 | 〇 | 〇 |
子連れワーキングスペース | 研究者※1のみ | 〇 |
アカデミック・アシスタント制度 | 研究者※1のみ | × |
在宅勤務制度 | 〇 | × |
※1ここでいう研究者とは 研究教育職員、特任教員、特任研究員 のことです。
※2ここでいう来訪者とは 共同研究、研究会等の用務で来訪する他機関教職員等 のことです。それぞれの制度利用の条件を満たす方のみこれらの制度を利用できます。