1.85 m電波望遠鏡を用いた ALMA band 3+6+7 同時観測のためのビーム伝送系設計

西川悠馬(大阪公立大学)


我々は、大質量星形成領域の詳細な物理量を明らかにするため、1.85m電波望遠鏡の開発・運用を行ってきた。現システムはALMA band 6+7に特化している。そして、ALMA band 3+6+7への拡張を試み、新たな受信システムの光学系開発を開始した。 本研究では光線追跡を用い、ビームの歪みの少ない設計を試みる。この同時観測が実現すれば、アルマ望遠鏡将来開発ロードマップに記載されている周波数帯域の拡張という項目において大きく貢献できると考えている。

ALMA Development Workshop 2024