米国のngVLA プロジェクトは263 基のアンテナから成る次世代の電波干渉計で、高安定な高周波基準信号・時刻タイミング信号を原子周波数標準で発生し、長距離伝送路である光ファイバの位相・遅延を補償することで完全同期系となり電波干渉計を成立させることができます。伝送距離は300km以上、受信周波数は1.2GHz から116GHz です。本報告では、国立天文台が開発を進めてきた時刻周波数伝送システムの最新の開発状況の紹介を行います。
米国のngVLA プロジェクトは263 基のアンテナから成る次世代の電波干渉計で、高安定な高周波基準信号・時刻タイミング信号を原子周波数標準で発生し、長距離伝送路である光ファイバの位相・遅延を補償することで完全同期系となり電波干渉計を成立させることができます。伝送距離は300km以上、受信周波数は1.2GHz から116GHz です。本報告では、国立天文台が開発を進めてきた時刻周波数伝送システムの最新の開発状況の紹介を行います。