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* 副鏡トラブル時対応手順書(案) [#z4a41554]

- 2011-11-16 Tetsuhiro MINAMIDANI


 (1) 観測中(COSMOS動作中)の副鏡の動作異常
  - 副鏡の値が時刻とともに変化せず一定値を取り続ける
  - アンテナコンソール中の副鏡関係アラームが全点灯
  - アンテナコンソールで副鏡がPROGにならない
 
 
 (2) 指示書が走っている場合は、止める。
 
 
 (3) 副鏡ステータスの確認
  - aste-1cが持っている
   - 副鏡prog値
   - 副鏡real値
   - 副鏡offset値
   - 副鏡ステータス
 
  - これらのステータスを一定間隔でファイルに書き出しておく。
   # 田中スクリプト subrefmon.exe のupdate
   - 既に、aste-1c:/log/7/以下に
    - subr* (副鏡real値)
    - subp* (副鏡prog値)
    - SS*  (副鏡ステータス)
    が書き出されている様子。
 
  - 書き出されたファイルから
   必要な期間のデータを抜き出して、
   表示 or 別ファイル出力 ===> aste-comp / wikiへの貼り付け
   # スクリプトが必要。
   # どれぐらいさかのぼって、記録を当たるべきか?
    - 事象が起きたところをとらえたい
    - スクリプトの引数として与えられると良い。
 
 
 
 (4) (3)で取得したステータスでの診断
  # 判断基準
   - 副鏡ステータスで、サーボ等にエラーが立っていないか?
   - 副鏡prog値とreal値が大きくずれていないか?
   - 変な値が入力されていないか?
 
 (4-1) ステータスに問題がない場合
  - 山頂COSMOS再起動
   - aste-1s$ /opt/sudo/sbin/sudo /cosmos3/aste/nro/sbin/cos3_cntl restart all
  - (3) の ステータスを再度確認・記録
  - 必要に応じて、遠隔サイトのCOSMOSも再起動
  - 観測再開を試みる
 
 (4-2) ステータスに問題がある場合
  - 山頂COSMOS再起動
   - aste-1s$ /opt/sudo/sbin/sudo /cosmos3/aste/nro/sbin/cos3_cntl restart all
  - (3) の ステータスを再度確認・記録
   変化がなく、ステータスに問題が出続けている場合、(5) へ
 
 
 
 (5) 山頂COSMOS停止
  - 望遠鏡をpark position (Az, El) = (-180deg, 60deg) 等
   安全な位置に向け"ALL STBY"
  - Priorityを全て解除
  - 山頂COSMOSの停止
   - aste-1s$ /opt/sudo/sbin/sudo /cosmos3/aste/nro/sbin/cos3_cntl stop all
  # COSMOSを停止すると、気象関係のデータも記録されなくなる。
  # なんとかしたいところではあるが、、、。
 
 
 
 (6) aste-1c から 副鏡制御PC への接続確認
  - 以下の方法のどちらか
   - aste-1c$ ping antgsub1
     - aste-1c$ telnet antgsub1
 
 (6-1) 接続が確認できない場合
  - LANTAPによる、副鏡制御PCの電源OFF
   aste-1s$ /cosmos3/aste/nro/sbin/tap_sw2 lantap13 4 OFF
  - ??分待つ。
  - LANTAPによる、副鏡制御PCの電源ON
   aste-1s$ /cosmos3/aste/nro/sbin/tap_sw2 lantap13 4 ON
  - (6) へ
  - 電源OFF/ONを繰り返しても、
   状況が改善しない場合、(9-6) へ
 
 (6-2) 接続ができる場合
  - (7) へ
 
 
 
 (7) 副鏡ステータス確認
  - aste-1c から 副鏡制御PC antgsub1 にtelnet でログインして
   コマンド送信し、返り値を記録 & 判定
   aste-1c$ telnet antgsub1
   --> poscur
   --> enccur
 
   aste-1c$ telnet antgsub1 50001
   CSTU
 
  # ここはスクリプト化する。
  # 問題の有無の判断までスクリプトに入れるか?
 
 
 (7-1) 副鏡ステータスに問題のない場合
  - (8) 山頂COSMOS起動  へ
 
 
 (7-2) 副鏡ステータスに問題のある場合
  - LANTAPによる、副鏡制御PCの電源OFF
   aste-1s$ /cosmos3/aste/nro/sbin/tap_sw2 lantap13 4 off
  - 2分待つ。
  - LANTAPによる、副鏡制御PCの電源ON
   aste-1s$ /cosmos3/aste/nro/sbin/tap_sw2 lantap13 4 on
  - (6) へ
  - 副鏡制御PCの電源OFF/ONを繰り返しても、
   副鏡ステータスが改善しない場合、(9-7) へ
 
 
 
 (8) 山頂COSMOSの起動
  - aste-1s$ /opt/sudo/sbin /cosmos3/aste/nro/sbin/cos3_cntl start all
  - 必要に応じて、遠隔サイトのCOSMOSも再起動
  - 観測再開を試みる
 
 
 
 
 (9) にっちもさっちもいかない場合
 
 (9-6) 副鏡制御PCに接続できない場合
 
 (9-7) 副鏡制御PCに接続できるが、
    副鏡ステータスが改善しない場合
 
 ==> aste-unyo 等に報告して、対応を協議


*** A/Is [#pb3be945]
- COSMOS起動中にCOSMOSが取得している副鏡関連の情報をログとして書き出すプログラム / スクリプトの作成
-- 記録する内容
 副鏡prog値
 副鏡real値
 副鏡offset値
 副鏡ステータス
-- 参考情報
--- 田中さん作成スクリプトでは、既に、副鏡ステータス以外のものが書き出されている。(ただし、遠隔観測値に配布されたデータを記録している?)
--- COSMOS起動時には、aste-1c:/log/7/以下に
 subr* (副鏡real値)
 subp* (副鏡prog値)
 SS*  (副鏡ステータス)
が書き出されている様子。

~

- 上記プログラム/スクリプトで作成された記録から、必要な時間帯のデータを抜き出すスクリプトの作成
  - 書き出されたファイルから
   必要な期間のデータを抜き出して、
   表示 or 別ファイル出力 ===> aste-comp / wikiへの貼り付け
   # スクリプトが必要。
   # どれぐらいさかのぼって、記録を当たるべきか?
    - 事象が起きたところをとらえたい
    - スクリプトの引数として与えられると良い。

~ 

- 記録された情報を元に、正常化否かを判断するための判断基準の策定 と スクリプト化?
  # 判断基準
   - 副鏡ステータスで、サーボ等にエラーが立っていないか?
   - 副鏡prog値とreal値が大きくずれていないか?
   - 変な値が入力されていないか?

~

- COSMOS停止後の副鏡ステータス取得スクリプトの作成
  - aste-1c から 副鏡制御PC antgsub1 にtelnet でログインして
   コマンド送信し、返り値を記録 & 判定
   aste-1c$ telnet antgsub1
   --> poscur
   --> enccur
 
   aste-1c$ telnet antgsub1 50001
   CSTU
 
  # ここはスクリプト化する。
  # 問題の有無の判断までスクリプトに入れるか?

~

*** 思い付き [#n0e68ff3]

- その壱
  # COSMOSを停止すると、気象関係のデータも記録されなくなる。
  # なんとかしたいところではあるが、、、。


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