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* 連続波ポインティング測定手順書 [#gfe28fec]
//-このページは?
//-- 連続波ポインティング測定の手順を記載したページです。

-更新履歴
--2007/11/16改訂(山口)
--2008/03/18改訂(大島)
--27-Jul-09 - YT - moved to astewiki.
--03-Sep-09 - YT - modified for pointing measurements with iOPT.
--04-Sep-09 - modified by Ukita
--13-May-10 - BH - modified for 2010 session. 
--24-May-10 - BH - added notes for measurements.  
--07-Oct-10 - BH - modified
--14-Aug-13 - YT - updated for 2013 session.
--28-Apr-14 - BH,YW - updated
--06-Apr-15 - TO - updated for 2015 season.

//
-目次
#contents
----

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** 概要 [#kb2c737c]
惑星に対してクロススキャンを行い、望遠鏡が向くべき方向と実際に向いている方向の差(指向誤差, ポインティングエラー)を測定します。これを様々なELで繰り返し、最終的にポインティングエラーのEL依存性を知ることが目的です。ポインティングのEL依存性の測定のために、きわめて測定効率の高い光学望遠鏡を用いてすでに望遠鏡指向のモデル (basic pointing model) が得られている一方、我々が観測するのはあくまで電波です。したがって、光学軸と電波軸の差異を測定する必要があります。そこで、惑星に対する電波連続波クロススキャン測定ごとに、(ズレの大きさに関わりなく)電波ポインティングエラー (Qlookに表示される AZ_ofs, EL_ofsの値) と光ポインティングエラー (iOPTの書き出す値) をそれぞれ記録しておき、両者の差を測定することで電波指向精度のモデル (instrument pointing model)を修正します。


**0. 注意点 [#tdb9901e]
-観測の開始時と終了時にはaste-unyoへの連絡のメールをお願いいたします。観測場所と連絡先の電話番号, Skypeも書いてください。
-観測アカウント (2013, 2014)
--Group: aste10
--Project: sbrf10
-観測アカウント (2015)
--Group: aste15
--Project: sbrf15

//-観測アカウント (2010年版)
//--Group: aste10
//--Project: sbrf10
//-観測アカウント (2011年版)
//--Group: aste11
//--Project: sbrf11

-&color(red,yellow){''オートポインティング(autop)はOFFにして測定を行います。''};
-&color(red,yellow){''ポインティングオフセット (main ref offset) のdAZ, dELの値をかならず記録してください。これを怠るとデータ解析ができません。''};
-&color(red,yellow){''2013年、2014、2015年は iOPT を併用して測定を行います。''};
-&color(red,yellow){''2013年、2014、2015年は aspirin blue (風補正) を併用して測定を行います。''};


-大島製マニュアル ( http://aste-www.mtk.nao.ac.jp/astecal/radio_pon.txt )も参考になります。

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**1. 測定準備 [#c61768a8]

*** 観測制御権の確保 [#r7abc0ad]
+ 'COSMOS Main','Ant. Console','Cont. Qlook'の制御権 (priority) を取ります。
+ Aspirin が正常に動作していることを確認します。Aspirin monitorで各行の時刻に大きなずれがないかをチェックします。
+ Aspirin blue (風補正) が起動していることを確認します。2013年は、aspirin blue を使用して風補正を行います。
-- [[Aspirin blue が起動していなかった場合:http://aste-www.mtk.nao.ac.jp/obslog_wiki/pukiwiki/index.php?Aspirin#m075ce0c]]
-- Aspirin blueをONにするには、山頂マシン aste-1c に入り、
 aste-1c{asteobs}51: /cosmos3/aste/nro/sbin/windsw on [return]
 > Aspirin correction for wind is ON
というメッセージが返ってくる。アスピリンモニター画面でも確認する。


//***3cへのログイン (野辺山から測定の場合。2011/4/16 by Y. Shimajiri) † [#ef36ba5f]
//チリ大のネットワークが復活するまでは、以下のようなルートでログインする。
//-aste-3c用 (バックエンドの切り替え用)
// [localhost]$ ssh  aste-wx2
// [aste-wx2]$ ssh  aste-mt2-2c
// [aste-2c]$ ssh  astecal@aste-3c 


*** 連続波バックエンドへの切り替え (観測日の最初の測定者が行います) [#z5b90b31]
+ aste-3c において、スイッチボックスに指示を出し、バックエンドを連続波用のもの (検波器) に切り替えます。詳細は、[aste-unyo 3123] を参照してください
((受信機室内および観測棟内のswbox切り替えコマンド(swbox_ctl_be, swbox_clt_array)は、aste-3c:/home/astedev/whsf/bin/ にあります。(例 : swbox_ctl_be 1 1 2 2 )))。
   astecal@aste-3c% swbox_ctl_be CONT
   change to CONT                                  # 正常であればこのメッセージが返ってくる。



*** 検波器のキャリブレーション (観測日の最初の測定者が行います) [#vb3ab18f]
//&color(red,white){''ここの項目は当面スキップしてください。''}; (01-Sep-2009 - YT)

+''aste-3c''より、R ((強度較正を行う際の、電波標準光源(電波吸収体=黒体)のこと。)) を入れます。
   asteobs@aste-3c% mmc1_rstop
//
+''aste-2c''より、検波機システムのレベル調整
   asteobs@aste-2c% cont_if 2 [att.]
-- 一度ATTの値を12にして、その後22にすると正常な値になるよう(2014/04/28)
    asteobs@aste-2c% cont_if 12 
    asteobs@aste-2c% cont_if 22 
//
+''aste-3c''より、Rを抜く。
  asteobs@aste-3c% mmc1_sstop

-cont_ifの使い方
--[att.]を省略すると現在のレベルがみられます。
--[att.]を指定すると、そのAtt.値が設定されます。
--モニタ出力が'1V'になるようにAtt.を調整します。
---0.1V 程度は誤差の範囲。
---レベルによらず 0V付近の場合は、swbox_ctl_be CONT が正常に動いているかを確認。(''どうやって?'' by YT)



*** Auto Pointingは使用しません。(観測日の最初の測定者が確認します。) [#a9269a78]
+autopは&color(red,white){''OFF''};。もし動いていたらOFFにします。
  aste-2c% ps -ef | grep autop
  astecntl 14789     1  0 11:44:35 ?        0:14 /cosmos3/aste/nro/sbin/exe_autopd
上記はautopが動いている状態。このプロセス(exe_autopd) がある場合は全て停止(kill)して下さい。
もし"/bin/bash autop_watch" "csh -c autop_watch"があった場合はそれらもすべてkillしてください
//
+autopdプロセスが走っていなければ、次へ進みます。

-参照:  http://alma.mtk.nao.ac.jp/~aste/astecntl/backend/dasbox/autopd.html



*** 連続波用クイックルック (Cont Qlook) の設定  (観測日の最初の測定者が行います) [#taebade5]

+'MANUAL'ボタンを押して、下記のように設定します。
--'Priority'       -> 'OFF'       # Prio.は ONでもOFFでも可
--'Integration'    -> 'ON'
--'Pointing Integ' -> 1
--'Auto Pointing'  -> 'OFF'      &color(red,white){''autopdは使用しません''};
//
+'SET'ボタンを押して反映してください。
+'QLOOK'ボタンを押して開始してください。



*** iOPTの起動 [#p3c92bed]

-[[測定手順_Pointing>Observation and Analysis/Pointing/測定手順]] も参考にしてください。
- 2013年は aste-c1c のハングアップが頻発しているようです。コンソールサーバからブートすれば回復します。対処法は [[Troubleshoot>http://www2.nao.ac.jp/~aste-www/aste_wiki/pukiwiki/index.php?Troubleshoot#ie8b81de]] を参照してください。

+ ASTE山頂の計算機にログインする(2つ)
--(a) 測定用
---三鷹から
//  % ssh asteobs@aste-2c
  % ssh astepon@aste-c1c
//  % ********                          #ここで入力 kollama!
//
//---野辺山から
//  % ssh asteobs@aste-mx2 (or mt1)
//  % ssh aste-2c
//  % ssh astepon@aste-c1c
//  % ********                          #ここで入力 kollama!
//
--(b) いろいろチェック用(@aste-2c)
---同様に新しくターミナルを起動
  % ssh aste-2c -l astecntl
//  (pw: llama48)
//
--ログインしたら ttt (tcshへのエイリアス)をすると後々便利。
//
//
//
+ 事前チェック
++アンテナ位置情報ファイル書き出しプログラム (antstat) は動いているか
  aste-2c% ps -ef | grep antstat
--- 立ち上がってなければ実行・起動 (アカウントは astecntl)
  aste-2c% cd  /cosmos3/aste/etc/rxr/
  aste-2c% nohup ./antstat& [return]
//
++ Aspirinは動いているか(Aspirin Monitor画面)
---3つの時刻が更新されているか? (Timeが1分程度食い違っていてもOK)
---Aspirin statusはOKか?
---Refraction CorrectionはOKか
//
++ OPTを操るvmeバスの初期化
  astepon@aste-c1c% cd ~/optpon (りたーん)
  astepon@aste-c1c% initvme [リターン]
  AVME-338B was initialized successfully.         # とメッセージが返ってくる
//
//
//
+ iOPT_r17cの起動
++ optpon へ移動
  astepon@aste-c1c% cd ~/optpon (りたーん)
++ プログラムを起動
  % iOPT_r17c (りたーん)
--- optponのdirectoryにyyyymmddhhmm.tabというlogging fileが生成される。
---このファイル名をメモして、wikiに記入。後の解析で、このファイル名を使用します。
--- ”antenna not ready”のメッセージが毎秒流れて始める。


*** ポインティング、および (dAz, dEl) の初期値の決定 [#e183eea2]
-主鏡位置(dAZ, dEL)、副鏡位置(dX, dY, dZ)がすべてゼロの状態でポインティングを合わせます。これ以降、副鏡位置(dX, dY, dZ)はすべてゼロです。

- 指示書
&color(red,yellow){''2015年は土星を使用します''};
-- stx5d3.start/stx5b8.start (土星に対する5' x 5'のクロススキャン)
-- jpx5d3.start/jpx5b8.start (火星に対する5' x 5'のクロススキャン)

- 手順
+ 指示書を流す。
+ Qlook を見て(dAz,dEl)を確認
+ 中心から2"以上ずれていれば、Qlookのオフセット値を(符号もそのままにして) Ant. Offset に入力。
+ 中心に来たことを確認
+ 観測をいったんstop/halt。
+ 準備完了!速やかに測定へ...。


//=============================================================

** 2. 測定 [#qa334abf]
&color(red,yellow){''2015年は土星を使用します''};

*** 指示書 [#wb70a868]
- バッチ指示書
-- ''istpon.i160-20C3.list''(DASH345)/''istpon.i160-20C8.list''(BAND8) (土星と恒星が交互になったバッチファイル。2015年。)
--- 電波ポインティング (土星):istx5d3.start/istx5b8.start
--- 光ポインティング (恒星)  : i160-20C.start (火星に近い恒星の指示書を選ぶ)

//- バッチ指示書
//-- ''imrpon.i125-09C.list'' (火星と恒星が交互になったバッチファイル。2014年。)
//--- 電波ポインティング (火星):imrx5c3.start
//--- 光ポインティング (恒星)  : i125-09C.start (火星に近い恒星の指示書を選ぶ)

-- ''※ COSMOS Manager-GUIがデフォルトで表示するバッチファイル置き場 (/export/home/cosmos3/aste/obstable/aste10/sbrf10/) ではファイルが表示されません。/export/home/cosmos3/aste/obstable_lc/aste10/sbrf10/ を指定してファイルを選択してください。(2014/04/28)''

//- バッチ指示書:
//-- 土星: ''istpon.list''  (2013年はこちらを使用します)

//-- istpon.list
//--- 電波ポインティング(土星):istx5c3.start
//--- 光ポインティング(恒星) :%%i115+01C.start%% (オリジナルはaste10/opt10配下にあり)

//--(※) 2013/08/16 0h UT の土星、木星の赤道座標 (理科年表2013)
//--- 土星: (RA, Dec) = (14h17m56.4s, -11d20m50s) = (214.485000 deg, -11.347222 deg), 視半径 = 8.2 arcsec
//--- 木星: (RA, Dec) = (06h47m58.1s, +22d50m01s) = (101.992083 deg, +22.833611 deg), 視半径 = 16.9 arcsec

//--(※) 2010/05/24の土星、木星の(RA, Dec)
//--- 土星: (RA, Dec) = (11h56m5.7s, +3d5m55s) = (179.023deg, 3.098deg)
//--- 木星: (RA, Dec) = (23h54m27.9s, +1d49m13s) = (358.616deg, 1.820deg)

//2010
//-- ijppon.list
//--- 電波ポインティング(木星):ijpx5c3.start
//--- 光ポインティング(恒星) :i235+00D.start (オリジナルは aste10/opt10配下にあり)

//2009
//-- 電波ポインティング(木星):ijpx5c3.start
//-- 光ポインティング(恒星) :i214-16C.start (オリジナルは aste09/opt09配下にあり)


*** 手順 [#b2110080]
+&color(red,yellow){''(dAZ, dEL) = (0.0, 0.0) となっていることを確認します。''};
+電波/光ポインティングのバッチ指示書を流します。
//COSMOS GUI でijppon.listを実行します。
--光 (8秒) → 電波 (4分) → 光 (8秒) → 電波 (4分) → 光 (8秒) → 電波 (4分) → 光 (8秒) → ... 電波 (4分) → 光 (8秒)
--バッチ指示書は、観測者が止めないかぎり走り続けます。
--dAZ,dELを変更していない場合でも、測定開始時にかならず (dAZ, dEL) (** (ddAZ, ddEL)ではないです **) の値をログに書き込んでください。
//
--(※) 電波ポインティングの実行中に、ポインティングエラー (Qlookに表示される AZ_ofs, EL_ofs の値) が''~7秒角を定常的に超える'' + ''iOPT_r17cで星の情報が書き出されない'' 場合は、CCDフレームから星が出ていることが考えられます。
その場合は、classicalな電波ポインティングに移行します。(たぶんこんなことはないと期待したい。。。)
---(i) 一度観測を止めて (ddAZ, ddEL) を入力し、惑星を視野中心に入れ、
---(ii) stx5cc3.start (土星) / mrx5cc3.start (火星) / jpx5cc3.start (木星)を流す。
---(iii) 必ず (dAZ, dEL) を記録。
//--バッチ指示書を手動でSTOPし、stx5cc3.start (classical radio pointing)を実行します。
//
+恒星が昇ってから沈むまで(EL < 10 deg)これを繰り返します。
--''最初と最後は光ポインティングで挟みます。''
//--恒星のほうが遅く昇り、早く沈むはずですので、恒星の出/入をめどに観測開始/終了をしてください。

//#ref(contpon_flowchart.png);
//--フローチャート。


*** 測定中に行うこと [#m249290e]
-''ログの記載'' 
--観測指示書を実行する際、および1時間に一回程度、下記の情報を ''[[Observing Log]]'' に記述してください。
---時刻
---指示書名
---主鏡 (AZ, EL)
---副鏡 (X, Y, Z)
---&color(red,yellow){''主鏡オフセット (dAZ, dEL)''};
---副鏡オフセット (dX, dY, dZ, dTX, dTY, dTZ)
---天候 (温度, 湿度, 風速, 風向, 220GHz opacity, Tsys)

--間違った指示書を流してしまったなどのちょっとした&color(red,){操作の手違いや、降雪・強風等の天候状況、通信切断やソフトウェアが動かないなどのトラブルについても};同様に ''[[Observing Log]]'' に記述してください。後の解析の際に大事な情報となります。
---時刻
---指示書名
---操作の手違い、天候、トラブルの具体的な内容
---(ソフトウェア不具合の場合は) エラーメッセージ 

//
-''iOPT_r17cのチェック''
--iOPT_r17cが起動している場合、起動したターミナルで毎秒メッセージが流れます。流れていない場合、iOPT_r17cが止まっている可能性があります。プロセスを確認し、止まっている場合は起動しなおしてください。

//
-''天候のチェック''
--降雪にとくに注意してください。220GHz opacityや湿度が上昇してきたら要注意です。envmon、雲モニタ、MiSTIを随時活用してください。降雪時には望遠鏡をEL=10 degに傾けて、鏡面への着雪を避けます。
//
-''ASPIRINのチェック''
-- ASPIRINモニタで、aspirin time, weather timeが、現在時刻と合致しているかを確認してください。1分程度のずれは許容範囲です。
-- もしASPIRINが落ちている場合には、(1) いったん観測を止め、(2) アンテナをSTBY後、全制御権を解放、(3) 山頂のCOSMOSを再起動します。
//
-''ポインティングのチェック''
--autopがOFFになっているので、どんどんポインティングがずれていくはずです。5秒角以上ずれたら一度ポインティングの観測を止めて、
--- (i) Ant. offsetを入力、ログに(dAZ,dEL)を記載、
//--- (3) 再度、光ポインティング->電波->光...を繰り返します。
--- (ii) 電波ポインティングの測定(stx5cc3.start)へ。光ポインティングは行わない。
//
-''トラブル対応''
--Cont. Qlook のメッセージで、File が無いと言われる時は、一旦 'MANUAL' にした後、上記の連続波qlookの設定と同じ設定にした上で 'SET' -> 'QLOOK' として対処。



** 3. 観測終了 [#u8f01c51]
+ iOPT_r17cを強制終了します。iOPT_r17cが動作しているシェルにおいて、cntl+Cで強制終了。
+ 望遠鏡のパークと制御権のリリースをします。アンテナを home position (AZ, EL) = (+/-180, 60) に移動させて、すべてのpriorityを解除。AZの符号は、どちらでもOK。
//
+ 観測終了をaste-unyo MLに報告します。アンテナ位置 (降雪が無ければ+/-180, 60となっているはず)、priority解除、トラブル等を報告して下さい。
+トラブルがあった場合には、[[トラブルシューティング・メモ>Troubleshoot]]のページにもトラブル内容とその対処法の記載をお願いします。
//
+ 担当の方は、&color(red,white){その日のうちにデータ解析をお願いします};。([[解析のページ>Observation and Analysis/SubRef/DataAnalysis_Pointing]]を参照)


//===============================================

**トラブル対応 [#mc9c54ad]
:測定中に雪が降ってきた|望遠鏡をEL=10 degに傾けて、鏡面への着雪を避けます。

:CONT QLookが動かない|
  % ps -ef | bol
  % tail -f /log/6/mess

//===============================================

*指示書一覧 [#w673cbc5]
指示書はすべて以下に置きます
-aste-mx2:/home/aste10/sbrf10/obstable/
//-aste-mx2:/home/aste09/sbrf09/obstable/

**目的別指示書一覧 [#v6d9a910]

***連続波ポインティング用 [#s477e129]

| 受信機 | 天体名 | 指示書名          | ソーステーブル   | スキャンテーブル       | デバイステーブル           |
| CATS345 | 火星   | ''mrx5cc3.start'' | src_solar.Mars   | scn_cont.pon_x5min_cal | dev_astc.cats345_cont345 |
|~| 木星   | ''jpx5cc3.start'' | src_solar.Jupiter| scn_cont.pon_x5min_cal  | dev_astc.cats345_cont345 |
|~| 土星   | ''stx5cc3.start'' | src_solar.Saturn | scn_cont.pon_x5min_cal | dev_astc.cats345_cont345 |
|~| 天王星 | ''urx5cc3.start'' | src_solar.Uranus | scn_cont.pon_x5min_cal | dev_astc.cats345_cont345 |
| DASH345 | 火星   | ''mrx5cd3.start'' | | | |
|~| 木星   | ''jpx5cd3.start'' | | | |
|~| 土星   | ''stx5cd3.start'' | | | |
| Band8 | 火星   | ''mrx5cb8.start'' | | | |
|~| 木星   | ''jpx5cb8.start'' | | | |
|~| 土星   | ''stx5cb8.start'' | | | |


//-------------

**指示書構成一覧 [#cd6e62cc]

***ソーステーブル [#a01cef8e]

| 天体名 | ソーステーブル   |
| 火星   | src_solar.Mars   |
| 木星   | src_solar.Jupiter|
| 土星   | src_solar.Saturn |
| 天王星 | src_solar.Uranus |

***スキャンテーブル [#o955303c]
| 測定           | スキャンテーブル  | 備考 |
| 副鏡位置測定   | --- | |
| ポインティング | scn_cont.pon_x5min_cal | 5'クロススキャン |
| ビームマップ   | scn_cont.raster2m | 2' x 2'ラスタースキャン |
| (惑星サーチ用) | scn_cont.raster20m | 20' x 20' ラスター, 30"グリッド |

***デバイステーブル [#p4b08110]
| 測定           | デバイステーブル | 備考 |
| 副鏡位置測定   | --- (350GHz) | 350GHz |
| ポインティング | dev_astc.cats345_cont345 | 345GHz |
| ビームマップ   | dev_astc.cats345_cont345 | 345GHz |


//--------------------------

**手順の直感的イメージ [#va526676]

#ref(radpon.jpg,,70%);


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