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*サイトの計算機類の構成と役割 (概略) (2016-02 Linux 化) [#x0766f61]

**サイトの計算機類 [#j489eeef]

-PC (Solaris と明示の無いものはすべて Linux 機)
--aste-1c (計算機ラック中段 - ミニタワー - 制御機/NFS)
--aste-2c (計算機ラック中段 - ミニタワー - 1c の予備機)
--aste-1s (右机上 - ミニタワー - サーバ機/webcam/LDAP,NFS/DNS,Mail,UPS監視など)
--aste-2s (右机上 - ミニタワー - 1s の予備機)
--aste-1x (左机上 - 小型 - 端末機/webenvmon/DNS-2nd,Mail)
---webenvmon は aste-1s へ移行予定
--aste-v1c (計算機ラック下段 - VME Solaris - cosmos/気象)
--aste-c1c (アンテナキャビン入口 - VME Solaris 機 - cosmos/OPT)
--aste-2co (計算機ラック下段 - デスクトップ Solaris - 旧 NTP / 引退予定)
--aste-3pi (中央正面の棚上 - RPi - インフラ機 (DNS-2nd,Mail,UPS監視))
--aste-4pi (計算機ラック内 - RPi - インフラ機 (UPS監視))
--aste-ntpi1 (? - RPi - NTP サーバ)
--aste-ntpi2 (? - RPi - ntpi1 の予備機 - 通常は動かしていません)
-UPS
--1s-UPS (中央下左)
--3pi-UPS (中央下右)
--4pi-UPS (ラック左足下)
-ネットワーク機器
--主電源は入れたまま、起動停止は UPS 連動で良いです


**アンテナ制御に最低限必要な計算機 [#a723617f]
-概略 (および操作方法) を理解しておくと、役に立つかもしれません
-アンテナ退避など、 cosmos から動かすには最低限以下が必要
 1c 1s
--1s は cosmos のユーザ認証や、 cosmos 指示書を 1c に対して提供します (LDAP,NFS)
--1c 上でコマンドラインツール使用でアンテナを動かす場合、 (ユーザ認証も指示書も不要なので) 1s が止まっていても問題ありません
-cosmos で観測を行うにはさらに以下が必要
 ntpi1 - (計算機類の時刻同期のため -- 1PPS 等の基準信号は別系統)
 v1c - (気象データの取り込みのため -- 大気差/Aspirin)
 c1c - (OPT 観測を行わない場合は止まっていてよい)
-その他
--cosmos の動作で要求されるものではないですが、サイトにて cosmos を GUI 操作するならば、通常は X 端末として aste-1x を使用するでしょう



*計算機類の起動停止 [#a42a241c]

**停止順序 [#p5f36eab]
+予備機が動いていたら停止 (2c, 2s)
++他との依存関係はなく、いつ止めてもかまいません
+cosmos (観測ソフトウェア) が動いていたら停止
+Solaris 機 (c1c, v1c, 2co) (停止方法は後述)
++Solaris 機は順次引退予定です
//+srmhost (MiSTI PC) を停止 - 別掲予定
+aste-1x (Linux 機停止方法は後述)
+aste-1s
++1x の停止を待つ事 (1x に機能提供しています - 1s 停止が早いと 1x の停止処理を阻害します)
+aste-1c
++1x,1s の停止を待つ事 (1x,1s に機能提供しています - 1x,1s の停止処理を阻害します)
+インフラ機, NTP サーバ (3pi, 4pi, ntpi1)
++電源スイッチは無く UPS 停止で止まる
++電源断前にシャットダウンするのが好ましい -- 当分の間 computing に任せてください
+UPS 停止

**起動順序 [#cf8db77e]
+UPS 起動
+インフラ機, NTP サーバ (3pi, 4pi, ntpi1)
++電源スイッチが無いので UPS 起動で自動起動
++NTP サーバは computing に動作確認を依頼してください (当分の間)
++要するに、操作は必要ありませんが、再起動があったことをお知らせください
++(確認を待たずに以降に進んで結構です)
+aste-1c -- 電源スイッチでオン
+aste-1s -- 電源スイッチでオン
+aste-1x -- 電源スイッチでオン
++1s は 1c から、1x は 1c,1s から NFS サービスを受けます
++待たずに起動をかけてもいいですが、たとえば 1s が起動するまで 1x には root,admin 以外ログインできまない (LDAP,NFS) などの制限は出ます
+Solaris 機 (v1c, c1c) -- lantap + シリアルコンソールで boot コマンド
++2co (旧 NTP 機) は、止めたままで構いません
+cosmos 起動 (必要に応じて)
+予備機は別途お願いした場合を除いて、止めたままで構いません



**aste-1x,1s,1c (2c,2s) - Linux 機の停止/再起動方法 [#p6187e13]

-停止手順
+コンソール (シリアルでなく) からの 'halt' ユーザでのログイン
++ASTE 標準のスクリプトが走り、"shutdown y/n/r" の対話に答えると停止 or 再起動が行われます
+または、マシンの前にいる場合は、電源ボタンを短く押してみる
++画面にデーモン類を順に止める表示が流れます
++1xは自分のコンソールを持ちますが 1s,1c,2s,2c は KVM を使用します
+うまく動けば一分ほどで電源まで切れます
+シャットダウンが始まらない、途中で処理が進まなくなる場合は、電源ボタン長押し (4sec) で強制的に停止
++状況をお知らせください

-リモートから停止/再起動するには (こちらも、もし可能なら最初はソフトに)
+ssh などで対象ホストにログインできている場合は、
 % su - halt
+ログインできない場合は
 % tap_lt1500.py lantap12 x off
 % tap_lt1500.py lantap12 x on
(lantap の番号とポート番号の割り当ては確認してください)
(1c,2c は lantap 給電ではありません - 2017-06)

-サイト閉鎖などの場合、PC の電源装置の主電源 (シーソースイッチ) を切ってください。
+1x には主電源はありません
+Linux 機は外付け HDD などの別電源の機器を持ちません (2017-06 現在)


-起動手順
+1c,1s,2c,2s は主電源をオン
--AC 100V 復電後 (停電明け以外に、主電源オン、lantap による power-cycle など) は、自動起動しません。
+起動順序に従い、電源ボタンでパワーオン
+2c,2s (予備機) は起動依頼がある場合を除き、主電源のみオンしてください
--リモートからの wake-on-lan も可能です (1c,2c は注意事項あり - 後述)



**aste-v1c,c1c,2co (Solaris機) の停止/再起動方法 [#p6187e13]

-停止手順
+ 'halt' ユーザでログインする
++ASTE 標準のスクリプトが走り、"shutdown y/n/r" の対話に答えると停止 or 再起動が行われます
++OS が停止するのみで電源は切れません
+ 端末サーバ (後述) から ok プロンプト (OS の停止) を確認する
+ lantap により電源 (HDD もあります) を切る

-起動手順
+lantap により電源 (HDD もあります) を入れる
+端末サーバで ok プロンプトに対して boot コマンドを入力する


*諸注意、参考情報 [#zc502fa3]

** aste-1c,2c の wakeonlan 機能についての注意 [#u5e187d3]
-現在のモデル (ASRock X99M extreme4) は、power-cycle の直後は、電源ボタンでしか起動できません。
つまり、 wakeonlan コマンドは効きません。
一度起動し、 shutdown コマンドにより電気を落とした状態では、wakeonlan できます。
-これは仕様とのこと、 ASRock は ASTE 向けとしてはもう買いません

**リモート KVM (aste-site-kvm) について [#aa6a8fc9]

-Linux 機 (1c,2c,1s,2s) のコンソールは KVM (aste-site-kvm) からアクセスする
-KVM のディスプレイとキーボードは、右側の机にある
-遠隔から KVM に接続する事も可能
--接続するためのソフトウェアについて、、、、、

**シリアル端末サーバ (tslinux (aste-site-ts)) について [#r2b10e7b]

-aste-v1c, c1c, 2co のコンソール (シリアルコンソール) は、 tslinux からアクセスする
--tslinux には (名前に反して) Linux 機は接続されていない (2016-12)
--tslinux 上での 2c とは、 aste-2co (旧 aste-2c) の事
--v1c,c1c,2co 以外 (旧 1s,1c,3c,...) の機器はすべて引退撤去済
--残りの Solaris 機の引退まで利用します
--Solaris 機はシリアルコンソールに設定されており、 OS 動作中以外はビデオディスプレイ表示は出ない

+たとえば aste-1x から tslinux (192.168.11.9) へログイン
 ssh -l asteobs tslinux
+繋がってるWSのリストが出るので2cの番号を入力すると2coのコンソールに接続
++シャットダウンの時は ok プロンプトを確認して、 lantap で電源オフ
++電源投入時は ok プロンプトに対して boot コマンドを入力


**要修正、要追加 [#bc89e821]
-説明と確認の不足
--KVMの切替方法
--KVM scroll lock 二度押しが効かないらしい
--電源ボタンの短押し (ACPI ?) の確認ができてない
-追加
--RPiにhalt追加済 - ただしコンソールが無い


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