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Open-use program operation

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  • 2017-05-29 - Kamazaki,T. - created
Table of contents

1日の作業

作業開始

  1. (観測端末へのログイン)
    • aste-mx1asteobsでログインする。
    • 遠隔観測の場合、aste-mx1へのログイン後、以下の手順で遠隔観測端末にVNC接続する。
      asteobs@aste-mx1: vncviewer localhost:5990
  2. (COSMOS3 Launcherの起動)
    • デスクトップ上のstart observationアイコンをダブルクリックする。
  3. COSMOS3関連GUIの起動
    • COSMOS3 Launcherのボタンを押して以下のアプリケーションを起動する
       
      ButtonApplicationWindow title
      Cosmos MainCOSMOS3 manager GUICOSMOS3 Manager GUI
      Ant. ConsoleAntenna consoleAntenna Console
      Ant. OffsetAZEL offsetAZEL Offset
      Line QlookLine qlookQUICK-LOOK
      Scan Mon.Scan monitorScan Monitor
      Local ControllersLoc activity monitorLOCAL CONTROLLER ACTIVITIES
      Auto LogObservation & pointing logCURRENT OBSERVATION LOG, CURRENT POINTING LOG
      Env. Mon.EnvmonASTE Environment Monitor
      Asp. Mon.Asp-monASPIRIN: Antenna Pointing Correction Status
      Solar Pos.nsolviewSolar View
      LST ClockLST Clocklstclock.tcl
  4. 望遠鏡の状況確認
    • Cautions<During Observationsの各項目を確認し、運用可能であることを確認する。
      • 運用条件を満たさない場合、条件が満たされるまで運用を中止する。
    • 前日に降雪があった場合、現地運用から望遠鏡の状況確認完了のメール連絡がaste-unyoおよびaes.astesupに届いていることを確認する。
      • 連絡が無い場合、その日の運用を中止する。
  5. COSMOS3が正常状態であることの確認
    • アンテナコンソールの時刻が計算機時刻と数秒以内で一致することを確認する。
    • LOCAL CONTROLLER ACTIVITIESにおいて赤(TROUBLE)表示が出ていないことを確認する。

      #ref(): File not found: "locact.png" at page "Open-use program operation"

    • Aspmonにおいて以下の4点を確認する。
      Current time = 2017/05/30 06:34:50    <-+- (1) 3つの時刻が30秒以内で一致する
      Aspirin time = 2017/05/30 06:34:49    <-+
      Weather time = 2017/05/30 06:34:43    <-+
      Aspirin Offset : (Az, El) = (   1.66,  11.07 )
                          ^^^^^^^      vvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvv (2) C22=on,C6=OFF,WIND=onである
      Aspirin status : ** WIND ON ** ( C22:on  C6:OFF WIND:on )
                          ^^^^^^^ (3) WIND ONである
      Refraction Corr. status : OK    <- (4) OKである

観測業務(運用支援によるサービス観測の場合)

  1. COSMOS3のログイン
    1. COSMOS3 Manager GUIにgroup(未定)project(未定)でログインする
  2. 前観測の終了確認
    • 前の観測者がいる場合、skypeや電話等での口頭連絡もしくはaste-unyoおよびaes.astesupへのメール連絡により観測終了を確認する。
    • COSMOS3 Manager GUIにおいて"Observation: IDLE (Nowhere observation)"が表示されていることを確認する。

      #ref(): File not found: "c3manager_noprio.png" at page "Open-use program operation"

  3. 観測開始
    1. COSMOS3 Manager GUI上の[THIS NODE]を押して制御権を取得し、制御権が三鷹サイト(MTK)もしくは(遠隔観測の場合)遠隔サイト(RMT)に設定されていることをCOSMOS3 Launcher上の表示で確認する。

      #ref(): File not found: "prio_mtk.png" at page "Open-use program operation"

      三鷹サイトの場合
    2. Send e-mail to ASTE ML<Start Observations<Start and Finishのフォーマットを用いてaste-unyoおよびaes.astesupに観測開始メールを送信する
  4. 観測実行
  5. 観測終了
    1. "CURRENT OBSERVATION LOG"および"CURRENT POINTING LOG"をaste-adminにメール送信する。"CURRENT_OBSERVATION LOG"の[CHANGE-OBS]を押し、両GUI上のログ表示がクリアされたことを確認する。
    2. 次の観測者の観測開始まで10分以上の時間がある場合、Antenna consoleを用いてアンテナを(AZ(REAL),EL(REAL))=(+180°もしくは-180°, 60°)に退避した後にSTBY状態にする。
    3. COSMOS3 Manager GUI上の[FREE]を押して制御権を解放する。
    4. Finish Observations<Start Observations<Start and Finishのフォーマットを用いてaste-unyoおよびaes.astesupに観測終了メールを送信する。
  6. COSMOS3のログアウト
    1. COSMOS3 Manager GUIの[FIN GUI]を押してCOSMOS3をログアウトする。

観測業務(観測者による遠隔観測の場合)

  1. COSMOS3のログイン
    1. COSMOS3 Manager GUIにgroup(未定)project(未定)でログインする
  2. 前観測の終了確認
    • 前の観測者がいる場合、skypeや電話等での口頭連絡もしくはaste-unyoおよびaes.astesupへのメール連絡により観測終了を確認する。
    • COSMOS3 Manager GUIにおいて"Observation: IDLE (Nowhere observation)"が表示されていることを確認する。

      #ref(): File not found: "c3manager_noprio.png" at page "Open-use program operation"

  3. 観測開始確認
    • 制御権が遠隔観測サイト(RMT)に設定されていることをCOSMOS3 Launcher上の表示で確認する。
    • COSMOS3 Manager GUIにおいて"Observation: RUNNING..."が表示されていることを確認する。
  4. 観測状況確認
    • 約30分毎にCautions<During Observationsの各項目を確認し、運用可能であることを確認する。
    • 正常でない状態で観測が行われている場合、観測実行者に異常を連絡し適切な対処を依頼する。
  5. 観測終了確認
    • 遠隔観測の終了を、skypeや電話等での口頭連絡もしくはaste-unyoおよびaes.astesupへのメール連絡により確認する。
  6. COSMOS3のログアウト
    1. "COSMOS3 Manager GUI"の"FIN GUI"を押してCOSMOS3をログアウトする。

作業終了

  1. COSMOS3のログイン
    • COSMOS3 Manager GUIにgroup(未定)project(未定)でログインする。
  2. 制御権の取得
    • COSMOS3 Manager GUI上の[THIS NODE]を押して制御権を取得し、制御権が三鷹サイト(MTK)に設定されていることをCOSMOS3 Launcher上の表示で確認する。
  3. アンテナの退避
    • Antenna consoleを用いてアンテナを(AZ(REAL),EL(REAL))=(+180°もしくは-180°, 60°)に退避した後にSTBY状態にする。
  4. 制御権の解放
    • COSMOS3 Manager GUI上の[FREE]を押して制御権を解放する。
  5. 作業終了報告
    • aste-unyoとaes.astesupにその日の作業終了を報告する。
  1. 作業終了報告
    • aste-unyoとaes.astesupにその日の作業終了を報告する。

観測実行手順

全体的な流れ

  1. ポインティング調整用指示書を用いて受信機をチューニングをする
  2. ポインティング調整を実行する
  3. 目標天体用指示書を用いて受信機をチューニングをする
  4. 目標天体を観測する

受信機チューニング

  1. Tuning Guide参照

ポインティング調整

  1. COSMOS3 Manager-GUIにおいてポインティング調整用指示書を選択する
  2. 受信機チューニング
  3. START OBSERVATION
  4. Antenna consoleにおいてAZ(REAL),EL(REAL)がAZ(PROG),EL(PROG)に追従することを確認する。
  5. Line Qlookの"TABLE NAME"が実行している指示書名であることを確認する
    • 観測開始後、望遠鏡が最初の観測(ZERO)点に到達した時に更新される
  6. 観測者から指定されたアレイをクリックして観測スペクトルを表示する
  7. "Options -> Change Signal base Range"からベースライン範囲を指定する
    1. 表示された画面において"AZ center"を選択する
    2. 表示されたスペクトルを参考に、左側の天体信号無しの範囲、中央付近の天体信号有りの範囲、右側の天体信号無しの範囲を指定する
  8. HPBWで20-30"の範囲に入っている最初の3回のオフセット値の平均値をアンテナオフセットGUIのddAZ、ddELに入力する
  9. dAZおよびdELの更新後の3回のオフセット値の平均値をアンテナオフセットGUIのddAZ、ddELに入力する
  10. QLOOK上でオフセット値が約1-2秒以内に入っていることを確認して観測を停止する
    • 大気の透過率の悪い時や10 m/s以上の強風下ではオフセット値が約1-2秒以上にふらつく場合もある。そのような悪条件の観測の時は、オフセット値が平均的に数秒以内に入っていれば良い。

目標天体の観測

  1. COSMOS3 Manager-GUIにおいて目標天体用指示書を選択する
  2. 受信機チューニング
  3. START OBSERVATION
  4. Antenna consoleにおいてAZ(REAL),EL(REAL)がAZ(PROG),EL(PROG)に追従することを確認する。
  5. 観測者からの終了条件を提示されている場合、その条件を満たしたら観測を停止する

基準天体の観測

  1. ポインティング調整
    • 基準天体の観測はポインティングが合っていることが必要なのでポインティング調整直後に観測する
  2. COSMOS3 Manager-GUIにおいて基準天体用指示書を選択する
  3. 受信機チューニング
  4. START OBSERVATION
  5. Antenna consoleにおいてAZ(REAL),EL(REAL)がAZ(PROG),EL(PROG)に追従することを確認する。

簡易マージ

  1. aste-ms1にastecntlでログインする。
    $ ssh aste-ms1 -l astecntl
  2. qmrg.shを実行する
    astecntl@aste-ms1: ~/qmrg.sh <group> <project> <obs table> <date-time>
    group   : group (e.g. a00001)
    project : project (e.g. proj0)
    obs table : obs table
    date-time : data and time by "yyyymmddHH*"

データ転送

障害対応

受信機チューニング中のWHSFの障害

障害


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