光学望遠鏡ピント合わせ手順


CCDカメラ画像の表示

1. aste-c1cにasteponアカウントでlogin (aste-2c経由)

astepon@aste-c1c% cd optpon
astepon@aste-c1c% initvme              ←VMEボード初期化 (最初に一回だけで良い)
AVME-338B was initialized successfully と返ってくる

2. CCD画像をpgplotを用いて部分表示

astepon@aste-c1c% livecamt R 30 15 256 256 40 
                          (1)(2)(3)(4) (5) (6)
(1)おまじない
(2)取り込みフレーム数
(3)取り込み間隔
(4,5)切り出すフレームの中心(X,Y)
(6)切り出すフレームサイズ
「(X,Y)=(256,256)を中心とする40x40ピクセルの部分画像を表示、30フレーム連続取り込み(表示)、取り込み間隔は15秒 」
t195.jpg

ステージ操作(ピント合わせ)

1. 適当な星をトラッキングする指示書を流しておく

観測時間帯のLSTに近い星の指示書を選ぶ。例えばLST13hの場合、t132-36B.startなど。

例: t132-36B.start
     (1)(2)(3)

(1) RA
(2) Dec.
(3) 明るさ。A>B>C>D。夜間Aの星はサチる可能性がある。

2. aste-c1cにlogin

astepon@aste-c1c% tip serial2

"connected" と表示されたら接続成功

※ 接続に失敗した場合

  1. rootになる
  2. admintoolを立ち上げる
  3. 「シリアルポートの設定」を選び
  4. term/2を選び、(ダイアログが開く)
  5. 設定変更をしないでOKボタンを押す (あるいは、適当に設定をいじるが最後は元に戻しOKボタン)

3. コマンドを逐次入力

H:1             ←原点設定(レンズ側の端を原点とする)

G               ←移動開始(10秒くらい待つ)

Q:1             ←ステイタス確認

1,         0,K,K,R       と表示されれば正常終了
M:1+P20100      ←20100パルス分移動準備

G               ←移動開始

Q:1             ←ステイタス確認

1,         +20100,K,K,R  と表示されれば設定正常終了

ピントが大きくズレていると判断されたときには、数百パルス程度ステージを前後に動かしてみる。

画像が更新されるまでに時間がかかるので注意してください。

M:1+P500        ←+500パルス移動

G               ←移動開始

Q:1             ←ステータス確認

(おまけ)

L:1             ←ステージを緊急停止させる

ステータスの読み方

Q:1  

1, +12345, ACK1, ACK2, ACK3

Focus位置

Troubleshoot

ステータスが正常終了にならない。コマンドエラー。

Q:1

1,         0,X,K,R

コマンド入力の際、ステータスを読んでからパルス値を入力する前にリターンを2回押していない可能性がある。

ステータスが表示されない。

Q:1
 
 

一度 "G" (移動コマンド) を打って、再度ステータス表示コマンドを打つと、表示される場合がある。

aste-c1cがダウン。ログインできない。

コンソールログインを試す (トラブルシュート)

通信エラー

cosmos3の再起動@制御用計算機 (asteobs@aste-1s)

asteobs@aste-1s% /opt/sudo/bin/sudo ${COSMOS3}/aste/nro/sbin/cos3_cntl restart all

光学望遠鏡がハングアップ


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