[[Observing Log]] #contents() *Observation from NRO [#l421f3e9] observer ; Yoshito Shimajiri **トラブル&バグの報告 [#c495b12b] -サンペドロ-山頂間の通信トラブル -autopが落ちた時間等 UT5:07(観測開始とほぼ同時間) -autopが観測に反映されない。 --UT5:25頃のログを参照。 --山頂の全マシンのリブート、NROのcosmosの再スタートを行ったが、改善されなかった。 --現在、autopは端末上では動いているが、それが観測に反映されない状態です。ただし、手動ではoffsetをいれられて、実際にそれが反映されていることは確認しました。 **本日の測定内容 [#k095ca13] 午前中(JST)に器差の入れ換え、午後(JST)に確認測定を行う。 具体的には以下のことを行う。 (1) 土星で深いビームマップを取得する。サイドローブの対称性を最終確認するのが目的。 テーブルは、str2c3.start (2'x2'のマッピング) を使用。 (3) 副鏡位置測定のバッチ測定を行う。器差が正しく入ったかを確認 することが目的。JST 12h00-19h00をめどに、土星の北中から入り のデータを取得する。低EL (EL < 20 deg) のデータが取得できるか どうかがカギなので、土星の入り (EL = 0 deg) まで測定を粘る。 【重要】副鏡位置は、(dX, dY, dZ) = (0.0, 0.0, 0.0) [mm] と設定する。 テーブルはstsbc3.listを使用 *測定 [#h6b1c4c8] **土星ビームマップの取得 [#o49dd15f] -UT 03:11 --obstable : str2c3.start ---(Az,EL)=(16,68) ---(dAz,dEL)=(0, 0) ---subref offset ---(x,y,z)=(0.0, 0.0, 0.0) --- (tx,ty,tz)=(0.0, 0.0, 0.0) ---env.mon. Temp. : -0.53 C Humid. : 26.51 % ( 1.56 hPa ) Solar : 0.00 kW/m2 Wind : 0.83 m/s 150 deg AirPressure : 573.34 hPa ( Rain: 0.01 ) Opacity @220 GHz : --- Tsys 187K --位置チェックのため、3枚取った時点で一度観測をstop. --Result ---image コントアレベルは10%から90%まで10%間隔 #ref(sat_20110419first.png) ---Gaussian fit Centre-x Centre-y FWHM | Peak Sum Flux Mag Pixel: 6.21 6.36 2.49 |Raw: - 228.9 - 24.10 AZ---TAN: EL---TAN: |Adj: - 228 - 24.11 World: 0.00057397 0.000990662 |Fit: 31.65 222.9 - 24.13 Npoints: 50 Baselevel for adjustment: 0.0184672 Units: UNIT とりあえず、ほぼ中心にいるので、そのままoffset等を与えずに深い観測に移る。 -UT 03:32 --obstable : str2c3.start ---(Az,EL)=(1,69) --UT 4:00 ---(Az,EL)=(-18,68) ---env. mon. Temp. : -0.55 C Humid. : 28.49 % ( 1.67 hPa ) Solar : 0.00 kW/m2 Wind : 1.38 m/s 236 deg AirPressure : 573.30 hPa ( Rain: 0.01 ) Opacity @220 GHz : --- Tsys 183K --UT 4:35 ---(Az,EL)=(-37,64) ---env. mon. Temp. : -2.26 C Humid. : 31.25 % ( 1.62 hPa ) Solar : 0.00 kW/m2 Wind : 2.40 m/s 290 deg AirPressure : 573.11 hPa ( Rain: 0.01 ) Opacity @220 GHz : Tsys=176K --UT 5:05 stop ---(Az,EL)=(-49,60) --result ---image コントアレベルは3%から90%まで3%間隔 #ref(sat_20110419second.png) ---Gaussian fit Centre-x Centre-y FWHM | Peak Sum Flux Mag Pixel: 6.22 6.45 2.50 |Raw: - 232.9 - 24.08 AZ---TAN: EL---TAN: |Adj: - 233.3 - 24.08 World: 0.000602505 0.00124742 |Fit: 31.28 222.2 - 24.13 Npoints: 50 Baselevel for adjustment: -0.00817924 Units: UNIT **土星による副鏡位置測定 [#x96d25a7] -UT 5:07 --obstable : stsbc3.list ---(Az,EL)=(-5,59) ---(dAz,dEL)=(0, 0) ---subref offset ---(x,y,z)=(0.0, 0.0, 0.0) --- (tx,ty,tz)=(0.0, 0.0, 0.0) ---env.mon. Temp. : -1.40 C Humid. : 23.23 % ( 1.28 hPa ) Solar : 0.00 kW/m2 Wind : 1.86 m/s 297 deg AirPressure : 573.00 hPa ( Rain: 0.01 ) Opacity @220 GHz : --- Tsys --UT 5:25 autopがUT5:07から落ちてた。 ---autop起動後も、なぜかoffsetがAzEL offsetに反映されず、実際に観測にも反映されていない。 ---よくよく見るとAzELoffsetのwindowを見ると右上に表示されている日時が08/12/11/10:30:00となっており明らかにおかしい。 ---Az offsetは+/- 2秒以内だが、EL offsetが最大で10秒くらいあったので、解析にはこのデータは使用しない方がよい。 --UT 6:17 stop。一応1セット終わったところlistを終了させた。 ---NROのcosmosと通信を再起動したがうまくいかなかったので、山頂の全マシンのリブートを行った。 -UT 7:09 --obstable : stsbc3.list ---(Az,EL)=(-76,33) ---(dAz,dEL)=(0, 0) ---subref offset ---(x,y,z)=(0.0, 0.0, 0.0) --- (tx,ty,tz)=(0.0, 0.0, 0.0) ---env.mon. Temp. : -1.60 C Humid. : 18.01 % ( 0.98 hPa ) Solar : 0.00 kW/m2 Wind : 1.80 m/s 291 deg AirPressure : 572.09 hPa ( Rain: 0.01 ) Opacity @220 GHz : --- --UT 7;40 Xがハードリミットにかかった。 ---Az.EL=-81,25 -UT 8:26 stop。1セット分行って観測終了 --(Az,EL)=(-85,16)